OSに依存されない事。既存レセコンのOSがWindows2000であったが、MicrosoftのOSサポートが終了するたびに、次期OSに対応したレセコンに有償でバージョンアップしなければならなかった。ORCAで使用しているLinuxOSはOS自体は無償で提供されているので、作業費のみで移行できる。これは、あまり周知されていないがメーカー製のレセコンと異なるORCAの一番の特徴であると認識している。
岐阜地区をサポートしているORCAベンダーがないかと近隣でORCAを使用している先生に聞いた結果、ソフトテックスを紹介された。
既存レセコンからのデータ移行。すべてのデータが移行されるわけではなかったのである程度の登録作業が発生した。並行稼動時期を設けて、コツコツと入力作業を行った。また、ベンダーが短縮コードやセット項目の入力支援をしてくれたので、目標の時期に問題なく本稼動ができた。
何か問題があれば、リモート接続(遠隔操作)で内容を確認していただける点。医院で操作している画面そのものをORCAREセンターから確認してもらえば、解決までの時間が早い。
サポートが重要だと思います。リモート接続では対応できないハード障害等が発生した場合は、直ぐに対応をしてほしい。今後は、サポート力のあるベンダーがシェアを拡大していくのではないかと思います。